平和世界の実現のために全世界の国会議員らの連帯が可視化されている。アジアをはじめに各大陸で

‘世界平和国会議員連合’が設立されて、国際指導者会議を形成しているのである。

これは、世界平和統一家庭連合の韓鶴子総裁が7月17日に開催した‘ビジョン2020特別戦略国選定の会

議’で、「各国の民意によって選ばれた国会議員たちから構成された世界平和議員連合がアベル国連の役

割をしていかなければならない」と語られ、世界平和国会議員連合の活動の方向を提示しながら具体化

された。

世界平和国会議員連合は、世界各国の国会議員が領土紛争、宗教紛争、民族対立、環境破壊、気候変動、

暴力的過激主義、貧困と飢餓、人類存立を脅かす核拡散など、平和世界の実現を妨げ、人類の発展を脅か

す問題に対する国際社会の共同取り組みと平和へ導きだすための連帯と協力をなす国際的ネットワークの

必要性に共感してその歩みを早めた。特に、世界平和国会議員連合は共生、共栄の道を追求して、未来世

代に譲ることができる持続可能な永久な平和世界を建設し、人類の発展のために、世界的な次元で国会

議員組織が必要であるという見解から、各地域別に創立されている。

これは、2月15日、ソウル汝矣島国会で開催された世界平和国会議員連合創立支持決議大会の延長線上で

行われるものである。 2月に行われた韓国大会には、当時のジョンイファ国会議長とジョンガプユン国会

副議長、ジョンテイク韓国外交協会会長などが参加し祝辞を通して国際指導者会議の重要性を強調してい

る。

アジア及びオセアニア圏の世界平和国会議員連合は、7月28〜30日にネパールの首都カトマンズで開かれ、

国際指導者会議（International Leadership Conference及びILC）を通して発足した。続いて、西・中央

アフリカ圏の国会議員連合の創立式が8月8 〜10日ブルキナファソ・ワガドゥグのブルキナファソ国会議事

堂で開かれた。

天宙平和連合（UPF）が主催したILCと世界平和国会議員連合の創立式には、インド、マレーシア、タイ、

フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランドなど29カ国から166人の国会議員を含む

約500人が参加した。

西・中央アフリカ圏の世界平和国会議員連合の創立式には、24カ国から国会議員160人をはじめ、各界の

VIP約400人が参加した。

9月7日から9日まで、イギリスのロンドンで開催された世界平和国会議員連合の欧州及びユーラシア・中

東・北アフリカ圏の創立大会には、イギリスの上・下院議員7人はもちろん、ドイツやフランスなど欧州

各国とイスラエルとヨルダンなど、中東諸国、また、エジプトなどの北アフリカを含む40カ国以上から元

長官と国会議員、大使、教授、宗教指導者など、約150人が参加した。

この行事ではUPF共同創設者である韓鶴子総裁は、文善進UPF世界会長が代読した基調演説で「恒久的

な平和世界を構築するために、各国の政治責任を負う指導者たちが正しい人格を備えて、良心の声と道徳

の価値に従わなければならない」と述べた後、「世界の国会議員たちが一つになって平和のために協力す

れば、世界が変わるだろう」と世界平和国会議員連合創立の重要性を強調した。

去る10月6日から8日までコスタリカでは、国際指導者会議を兼ねた‛世界平和国会議員連合中央アメリカ・

カリブ海圏の創立式’を開催した。この行事には、メキシコ、パナマ、コスタリカ、ドミニカ共和国、ジャ

マイカなど約20国から閣僚、国会議員、市長など約250人が参加し、文権進世界平和武道連合理事長、ヤ

ンチャンシクUPFラテンアメリカ会長、キムサンソクUPF中米会長なども参加し、各国国会議員と平和の

ための議論をした。

コスタリカで開かれた世界平和国会議員連合中央アメリカ、カリブ海圏の創立式に出席した

各国の国会議員らと関係者の団体写真

今回の議員連合の創立大会中には、コスタリカの国会が文鮮明・韓鶴子総裁の平和実現のための努力に感

謝を表し、コスタリカ国会の議決を経て、韓鶴子総裁に‛特別平和功労賞’が授与された。

韓鶴子総裁は、文権進世界平和武道連合理事長が代読した創設者の基調講演で、「国会議員の役割が平和

世界の建設において特に重要である」とし「平和な世界を成し遂げるために、公共の利益を追求する、責

任意識の向上、議員間の協力関係、人権尊重、法治主義のような基本的な原則に従わなければならない。

神を中心とした世界平和国会議員連合を創立してくれることを願う」と参加した国会議員たちに頼んだ。

10月10日から12日（現地時間）まで、パラグアイのアスンシオンにある国会議事堂本会議場やホテルで

国際指導者会議と世界平和国会議員連合の中南米圏の創立式を開催した。今回の議員連合の中南米圏の創

立式には、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、コロンビア、チリ、ペルー、ボリビア、

エクアドル、ベネズエラなど10カ国から参加し、パラグアイ副大統領と上院及び下院議長を含めて閣僚、

国会議員、市長、文権進世界平和武道連合理事長、トーマス・ウォルシュUPF世界会長、ヤンチャンシク

UPFラテンアメリカ会長、シンドンモUPF南米会長と各国の国会議員など約300人が参加した。

パラグアイ国会で開かれた創立式では、パラグアイ国会の上・下両院が文鮮明・韓鶴子総裁に世界の平和

と家庭の価値の実現のために努力した点を評価して‘特別平和功労賞’を授与した。

韓鶴子総裁は、文権進武道連合理事長が代読した基調演説で、「73億人類を代表して中南米圏の議員連合

が設立されることを願う」とし「指導者たちは、正しい人格を備えて良心の声を聞きながら道徳の価値を

守らなければならない」と強調した。韓総裁は続いて「すべての真心を込めて努力して、真の愛の人格を

備えた夫婦、家庭、社会、国家を成さなければならない」と語られた。

その後、世界平和国会議員連合は、東アフリカなど大陸別に創立行事を終えた後、

11月の終わりには米国ワシントンDCで議員連合北米圏を設立する予定である。

 [詳しい記事を韓国語で見る]