Title | [KBSニュース 他] 第2回鮮鶴平和賞...ストラーダ博士とヤクービ博士が受賞 | |||
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Date | 2017-03-02 | Hit | 5485 | |
File | 20170203165438_982.jpg [424kb] |
[KBSニュース] 第2回 鮮鶴平和賞…ストラーダ·ヤク―ビ博士が共同受賞 第2回鮮鶴平和賞受賞者で難民の医療救護活動家であるジーノ・ストラーダ博士とアフガンの女 性教育家サキーナ・ヤク―ビ博士が共同で選定されました。
鮮鶴平和賞委員会は、今日‘第2回鮮鶴平和賞授賞式’を開いて、二人に50万ドルの賞金とメダル が授与されました。
ジーノ・ストラーダ博士は、緊急医療団体である‘エマージェンシー’を設立し、中東およびアフ リカでの医療救護を繰り広げ、サキーナ・ヤク―ビ博士は、イスラム教徒のコミュニティで女性 教育に邁進した功労を認められました..... [詳しい記事を韓国語で見る] [慶北日報] 鮮鶴平和賞委員会, 第2回鮮鶴平和賞授賞式を開催
-ジーノ・ストラーダ(イタリア医師)、サキーナヤク―ビ(アフガン女性教育者)の共同受賞
鮮鶴平和賞委員会(委員長ホンイルシク前高麗大総長)は3日午前、蚕室ロッテホテルワールド クリスタルボールルームで‘2017第2回鮮鶴平和賞授賞式’を開催した。
今回の受賞者は共同受賞であり、ジーノ・ストラーダ(68、イタリア外科医)博士とサキーナ ・ヤク―ビ(66、アフガン女性教育者)博士が選ばれた。 委員会は、2016年11月29日、米国ワシントンD.C.で受賞者を発表記者会見を開き、全世界に 公式発表している。
ジーノ・ストラーダ博士は、国境を越えた人類愛で過去28年間、地球の紛争の最前線で難民お よび戦争犠牲者に‘緊急医療救護’を広げて800万人の命を生かした功績が高く評価された。
サキーナ・ヤク―ビ博士は戦争で廃墟となったアフガン難民キャンプで1千300万人を‘教育’して 難民再定着の解決策を提示した功労が認められた。
受賞者には、各50万ドルの賞金とメダルが授与されており、創設者である韓鶴子総裁とホンイ ルシク鮮鶴平和賞委員会委員長が、それぞれのメダルと賞牌を授与された。
授賞式には、アノテ・トン前キリバス大統領が祝辞を引き受け、海外からの前・現職大統領、副 大統領などをはじめ、政官界、学界、財界、言論界、宗教界を代表する800人以上の人士が参加 した。
ジーノ・スターラダ博士は受賞演説で、「難民の粉々になった人生は私たちの行動を求めてい る」とし「戦争のない世界のために行動をとることは、世界市民としての責任であり、人類の 発展が継続されることを願うならば、戦争論理を放棄して、兄弟愛と連帯を緊急に実践していか なければならない」と強く訴えた。
サキーナ・ヤクービ博士は「現在、我々は宗教、民族、人種、性別によって判断される世の中に 生きている」とし「互いに対する憎悪を克服し、愛や思いやり、知恵を分かち合うとき、我々は 平和共存するための不滅の基台を人類に提供することができる」と強調した。
ホンイルシク委員長は「鮮鶴平和賞は、‘全人類一家族’という平和のビジョンを基に制定された 賞で、第2回となる今回の授賞では、人類共通の運命のための未来平和アジェンダとして‘難民危 機’を提示した」とし「グローバル難民危機が日増しに深刻化している現時点で二人の受賞者は 被害者の生活を根本的に再構築するための最も基礎的人権である‘医療’と‘教育’の保障のために先 頭に立たれたこの時代の偉人であるといえる」 一方、祝賀舞台はパク・カリン芸術監督が演出を引き受けた‘グローバル難民危機’を暖かい人類 愛で克服しようというテーマで企画された。
ミュージカル俳優チェジェリムとパクカリン、韓国伝統芸術団のリトルエンジェルスが幻想的な ハーモニーを成し授賞式の雰囲気を盛り上げた。
鮮鶴平和賞は、100万ドル(約11億ウォン相当)の賞金が授与され、未来世代の平和と福祉に 著しく貢献した個人または団体に授賞される.... [詳しい記事を韓国語で見る] [ニューシス]
'難民問題'に注目した鮮鶴平和賞, ストラーダ・ヤク―ビの 胸に輝く 「‘全人類一家族’という平和のビジョンを基に制定された鮮鶴平和賞は、第2回、授賞式を迎え て、人類共通の運命のための未来平和アジェンダとして‘難民危機’を提示する。」(ホンイルシ ク委員長)
鮮鶴平和賞委員会(委員長ホンイルシク高麗大前総長)は3日午前10時から、ソウル松坡区蚕室 洞ロッテホテルワールドクリスタルボールルームで‘2017第2回鮮鶴平和賞’の授賞式を開催した。
イタリアの医師ジーノ・ストラーダ(68)博士とアフガニスタン女性教育者サキーナ・ヤク―ビ (66)博士が共同受賞した。
鮮鶴平和賞委員会は、昨年11月29日(現地時間)、米国ワシントンD.C.で受賞者選定者を全世 界に正式に発表した。
ストラーダ博士は、国境を越えた人類愛に過去25年間、中東とアフリカの紛争地域での生活が 危機に瀕した難民に緊急医療救護を行った。
1994年の国際緊急医療団体である‘エマージェンシー’を設立し、世界の医療環境が最も脆弱な アフリカの16カ国から60か所を超えた緊急医療施設を設立し運営して700万人を生かした。
彼は‘治療を受ける権利’と‘譲渡することのできない人類普遍の人権’という崇高な信念に世界の最 貧困者たちに質の高い治療を提供し、人権を高めた。
また、公共医療への意識が希薄なアフリカ12カ国の政府から‘国民の無料医療福祉’を約束する医 療権保証署名を受けて、人権意識を高揚し、アフリカの砂漠の真ん中に優れたハイレベルの心臓 外科センターや専門治療センターを開きもした。
特に「戦争は、いかなる理由でも正当化できない」という、不動の道徳・政治的立場で反戦運動 を展開している。
この日のストラーダ博士は受賞の感想で「現実的で達成可能な目標である戦争のない世界のため に行動することは、世界市民としての役割である。人類の発展を持続させたいなら、戦争の論理 を放棄し、兄弟愛と連帯を早急に実践しなければならない」と強調しながら、「今日、皆様がこ のような努力に同参してくださるよう懇願できる機会を得られて非常にうれしい」と伝え、観客 を粛然とさせた。
ヤク―ビ博士は‘アフガンの教育の母’‘アフガン再建の恩人’などと呼ばれる教育者だ。
廃墟のようだったアフガン難民キャンプで‘教育’による難民再定着の解決策を提示して実践した。 「難民の未来のためには、教育だけが解決策」という信念で1995年アフガン学習研究所(AIL) を立てて21年間、難民1200万人に教育と職業訓練を提供してきた。
特にヤク―ビ博士は‘少女を教育することが、未来世代を教育すること’という革新的な考えで、 女性の教育に邁進してイスラム教徒の女性の人権と社会的地位を大幅に向上させた。女性の教 育を厳しく禁したタリバン政権下でも命をかけて秘密学校を運営して3000人もの少女を教えた。
彼女の先駆的な努力で絶望と貧困にあえいでいた第1世代のアフガン難民とは異なり、現在の2 ・3世代の難民は、共同体の再建のリーダーとして活躍することができるようになった。
このような成功的な経験をもとにヤクービ博士は、国際連合(UN)などで難民問題の解決の専 門家として活躍している。
ヤクービ博士は受賞の感想の場で「愛と思いやり、知恵を分かち合うとき、我々は平和に共存す るための不滅の基盤を人類に提供することができる。すべての人がお互いの権利を尊重し、多様 な文化、伝統、宗教、アイディアを尊重する環境を造成することができる。愛と思いやり、知恵 をもとに全世界の人が調和のとれた平和な世界に住むことができる」と力説した後、「この賞を 父にささげたい。私に教育を受ける機会を下さった偉大な方である」と言って視聴者に感動を与 えた。
二人の受賞者にはそれぞれ賞金50万ドルとメダル、賞牌が授与された。設立者である韓鶴子総 裁とホンイルシク鮮鶴平和賞委員会委員長が、それぞれのメダルと賞牌を授与した。
授賞式では、第1回の受賞者でもある南太平洋の島国キリバスのアノテ・トン元大統領が祝辞 を引き受け、各国の前・現職の首脳をはじめ、政界、学界、財界、言論界、宗教界の人士約80 0人が参加した。
ホン委員長は歓迎の辞で「現在の人類は、第二次世界大戦後、最も深刻な難民問題に直面して おり、国際社会は、人類共通の利益のために難民危機の解決に超国家的な努力を傾けなければ ならない」とし「この賞の設立者は、世界平和の解決策として、宗教と国家と民族を超越した 人類愛を強調し、早くから‘国境撤廃’運動を提唱してきた」と説明した。
続いて「グローバル難民危機が日増しに深刻になっている時点でお二人の受賞者は、難民の生 活を根本的に再建するために最も基本的人権である‘医療権’と‘教育権’の保障の先頭に立ってき たこの時代の偉人である。人道主義の実践を通じて、最も基礎的で、基本的な難民問題解決の 方向性を提示した」と受賞者に賛辞を送った。
トン元大統領は祝辞で「難民危機は全地球的な対応が必要なので、国際社会は協力と調整を強 化しなければならない」と訴えた。
一方、祝賀舞台は‘グローバル難民危機を暖かい人類愛で克服しよう’というテーマで芸術監督の パクカリンが企画・演出した。パクカリンは、直接出演までしてミュージカル俳優チェジェリム 韓国伝統芸術団のリトルエンジェルスと幻想的なハーモニーを成して授賞式の雰囲気を盛り上げ た。
平和を旗印に‘人権尊重’‘葛藤和合’‘生態保全’を標榜する鮮鶴平和賞は、未来世代の平和と福祉の ために著しく貢献した個人、または団体に授賞する。賞金は、合計100万ドル(約11億円)で ある。
受賞者は、この日の午後5時30分、同じ場所で開催される国際指導者会議‘ワールドサミット20 17’の特別セッションに参加して講演するなど、韓国に9日まで滞在し、忙しい日程を消化する 予定だ。
一方、2015年に開かれた第1回授賞式では、‘気候変動’と‘食糧問題’に注目した。その結果、受 賞の栄光は、トン大統領と‘青の革命’を主導したインドの養殖の科学者モダドゥグ・グプタ博士 が共同で受賞した.... [詳しい記事を韓国語で見る] |
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