過去51年間、韓国の宗教連合運動の生みの親としての役割を果たしてきた社団法人韓国宗教協議会の第21

代会長にイヒョンヨン世界平和統一家庭連合韓国副会長が就任した。

去る24日の午後2時、ソウル青坡洞の家庭連合の大講堂で開かれた就任式には、イヒョンヨン新会長をはじ

め、元会長であるユギョンソク家庭連合韓国会長、チェヨンギル韓国イスラム理事長、イスンフン大韓天

理教教統、韓国仏教太古宗教務部長ドジン僧侶、キムトギュン末日聖徒イエス・キリスト教会広報委員長

、大韓仏教曹渓宗隠泉寺の住持サンサン僧侶、アンジョンス国際キリスト教宣教連合会会長、ジャンソン

リョル大巡真理会教務部次長、キムドンワン韓国仏教青年会理事長、韓国宗教女性協議会イムブヒ会長、

ジョンウォンジュ家庭連合世界本部総裁秘書室長、チェユンギ統一グループ理事長など、約10個の宗団代

表と宗協会員の約200人が参加した。

行事はユギョンソク会長の辞任の挨拶とイヒョンヨン会長の就任演説、チェヨンギル理事長の祝辞、ジョ

ンウォンジュ秘書室長の激励の辞などの順で行われた。

イヒョンヨン会長は就任演説で「私たちの歴史を見ると、困難な中で宗教が常に信仰を束せて、先頭に立

って犠牲となり、民衆の希望となってきた」とし「大韓民国が多宗教社会であるにもかかわらず、中東や

ヨーロッパとは異なり、テロのような過激な事件が起きないのは非難を甘受しながら、宗教和合の運動を

してきた良心的な神学者や宗教指導者たちがいたからだ」と先駆者たちに感謝を表した。

また「一つになろうとすることは、神の意志」であり「今後、宗教和合の世界的なモデルになり、他の大

陸や国が学んでいく宗教和合の韓流を夢見たい」とその抱負を明らかにした。

チェヨンギル理事長は祝辞で「宗教間の平和は出会いと交流から始まる」とし「他の宗団の伝統を尊重す

る文化を定着させて、各集団が協力して世界のために奉仕活動をしうる宗協の発展を願ってやまない」と

伝えた。

現在、宗教は韓国仏教太古宗をはじめ、韓国イスラム教、大巡真理会、大韓天理教、 大倧敎、末日聖徒イエス・キリ

スト教会、家庭連合など、約10個の宗団が加入して隣の宗団を訪問、宗団指導者招請セミナー、宗教・文化祭、宗教

指導者サッカー大会など、様々な超宗教行事を開催している。

宗協は1976年にアジア宗教者平和会議シンガポール創立会、1981年にインドのニューデリー会議などに韓国代表とし

て参加し、1984年8月には、ケニアのナイロビで開催された第4回世界宗教者協議会に正式に加入して、全世界の宗教

との対話する窓口を開いた。

特に、1990年5月8日、日韓宗教会議では、北朝鮮の開放と、第二次世界大戦の犠牲者のための東京宣言

を採択した。1991年9月9日には、日韓の宗教交流20周年記念総会を開催した。

昨年2月14日には宗協創立50周年を記念する宗教平和憲章を制定・宣言するなど、超宗教行事を通じて宗教

間の対話を継続して試みている。

一方、イヒョンヨン会長は忠南大学自然科学大学を出て、鮮文大学社会福祉大学院、三六大学保健大学院

などで修士号を取得して、現在建陽大学保健博士課程にある。

韓国大学原理研究会韓国副会長、（社）韓国青少年純潔運動本部本部長、天宙平和連合韓国事務総長、

（社）生活政治アカデミー事務局長、（社）韓国エイズ退治連盟の大田・忠南会長などを務めた後、2014

年9月から家庭連合韓国副会長に就任した.... 

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