Title | [連合ニュース] キム・ジンミョン「復讐を忘れた民族に未来はない」 | |||
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Date | 2017-07-31 | Hit | 4847 | |
File | 20170717100912_577.jpg [18kb] |
[連合ニュース]
キム・ジンミョン[セウム提供] 文はゴルバチョフ、ロシア共産党書記長を訪ね、KAL機撃墜事件の謝罪を受け入れて、共産主義の終焉を 宣言する考えはあるのかと尋ねる。平壌に行っては、金日成北朝鮮主席に主体思想を捨てなければならない と声を上げる。文は生前にゴルバチョフ・金日成と会談した統一教会教主文鮮明がモデルである。 「復讐の忘れないでいようという話をしたかったのです。韓国が日本に770回も侵略されました。韓国が復讐と は、あまりにも距離が遠い社会に走っています。このように戦いを避け、復讐を避けているだけでは絶対 に私たちを守ることができません。下手すれば再び冷戦が始まるかもしれない、卑怯なだけでは決して私 たちの未来を守ることができません。」
小説家キム・ジンミョン(59)が悲壮に言った。新作長編小説‛予言’(セウム)は、1983年に自国領空を 侵犯したという理由でKAL007機撃墜したソ連に復讐する二人の男の話だ。一人は拳で、一人は理念で復 讐を夢見る。
「すべての人がそれぞれの方法で復讐することができる。最終的には精神の問題でしょう。復讐の忘却し た民族になってはなりません。」 されることから始まる。自国の偵察機ではなく、大韓民国の民間航空機という事実はすぐに確認される。 しかし、アメリカ空軍は‛1級危険区域’に向かって飛んでいく友好国民間機へ何の警告信号も送らない。
ソ連の極東軍防空司令部もまた普通の米軍偵察機ではないことは知っていた。しかし、民間航空機に偽装 した偵察活動という疑いもあった。撃墜命令を受けたソ連空軍パイロットのゲンナジー・オシポビチは並 んで飛行していた‛敵機’が急上昇して速度を下げるとミサイルを二発を発射する。 周辺列強を皮肉った。中曽根首相は大韓航空の旅客機が撃墜された事実を報告を受けても、自国がソ連を 傍受しているという事実がばれるのを懸念して口を閉ざした。再選が不透明だったレーガン・アメリカ大 統領には、全世界的な反共世論に再び火を付ける好材だった。 韓国のTVではソ連の代わりに‛第3’国の戦闘機がKAL機を撃墜したと報道した。それさえも全斗煥大統領 (当時)がほうきを持って近所を掃除したというニュースの次に報道された。
事件で妹を失ったジミンはオシフォー・ビーチに復讐することを存在理由としている。アメリカでロシア 語を学び、オーストリア天体物理学を勉強した末、ロシアの入国に成功する。しかし、ただ任務に忠実だ った一介の兵士を殺したところで何が変わるだろうか。作家は二番目の男、‛文’を登場させて、復讐を個人 ではなく、国と理念の問題へと還元する。 文はゴルバチョフ、ロシア共産党書記長を訪ねKAL機撃墜事件に対して謝罪を受け、共産主義の終焉を宣言 するつもりがないのかと尋ねる。平壌に行っては、金日成北朝鮮主席に主体思想を捨てなければならない と声を上げる。文は生前にゴルバチョフ・金日成と会談した統一教教主文鮮明がモデルである。 作家はKAL機撃墜事件が、結果的にソ連と現実共産主義の崩壊をもたらしたと見ている。ソ連が7年以内に 滅亡すると言った文の予言は現実になった。 は違ったが皆KAL機撃墜事件を忘れずに、復讐を試みました。真の復讐は、お互いの理解から来る平和だろ うが、それを得るまでじっとしていてはなりません。」
作家はサード(高高度ミサイル防衛システム)の配置をめぐる米・中の葛藤(‛サード’)、漢字がらみの隠 された歴史(‛文字戦争’)に続き、冷戦時代が生んだ悲劇的なKAL機撃墜事件を素材にして朝鮮半島・韓民 族が置かれた現実を直視するよう警告する。 彼は現在、執筆中の次回作について「朝鮮半島をめぐる葛藤が激化してこれまで以上に軍事衝突の可能性 が大きい状態である。これに関連解法を提示する作品」と伝えた。380ページ。1万4千800ウォン... |
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