[世界日報]

鮮文大 - カンボジア 7年目の民間交流が'注目'

企業・病院と手をとり、カンボジアボランティア/診療所の建設で住民の宿願叶う

「2010年から7年間、私たちを支援してくれている鮮文大学と清心国際病院など統一グループに心から感

謝申し上げます。韓国 - カンボジア国交20周年を迎え、鮮文大学との格別な友情が両国の友好増進に大き

な役割を果たしています。」ユク・バーナー（Youk Bunna）カンボジア王立行政学校総長が15日、忠清

南道牙山鮮文大学で開かれた’鮮文大学- カンボジア王立行政学校交流協定と医薬品の寄贈式’でファン・ソ

ンジョ鮮文総長に語った言葉だ。ユク・バーナー総長は、カンボジア政府借款であると同時に、中央公務

員を教育し、すべての大学を管理する王立行政学校の総長である。

ユク・バーナー総長が鮮文大学に格別の感謝を示したのは、鮮文大学による様々な支援によって医療、衛

生環境が劣悪だったカンボジアの島の住民の生活の質が大きく改善されたからだ。

去る15日、忠南牙山鮮文大学で開かれた交流協定と医薬品の寄贈式。左から四番目から

鮮文大ファン・ンジョ総長、ユク・バーナー総長、㈱パーソンのキム・ドンジン代表

21日、鮮文大学によれば大学は韓国清心国際病院、日本の一心病院、（社）ボランティア愛苑と共に

カンボジアカーオークラング島で特別な医療サービスを進めてきた。鮮文大が医療ボランティア活動

を進める前まで、2700人が居住するカーオークラング島は中学校1校、小学校3校の教育機関はあったが、

医療施設が全くなく、住民は民間療法を治療の代わりにしていた。

鮮文大学は、カンボジア政府の許可を受けて、ここに診療所を立てた。建設費用4000万ウォンは韓国と日

本から支援して、医療機器は、韓国とクラチェ州で共同出資した。ノロドム・シハモニー（Norodom

Sihamoni）カンボジア国王がクラチェ州カーオークラング島に診療所の建設を許可した2016年12月、カ

ンボジア長官と上下議員、知事、鮮文大学の海外奉仕団が参加した中完工式が開かれた。ここカーオーク

ラング島の診療所は、住民の診療に大きな役割を果たしており、鮮文大学拠点のサービスセンターとして

大韓民国の国威宣揚にも一役している。 

2016年12月、カンボジアカーオークラング島診療所の竣工式。

鮮文大学は、この診療所を中心にボランティア活動を拡大している。昨年鮮文大学の社会奉仕センターカ

ンボジア海外奉仕団を派遣するとき、多くの人が同参した。保健系列（看護、理学療法、救急、歯科衛

生）学科は住民の健康診断とスケーリング、衛生教育を引き受けた。学校教職員は後援金に力を加えた。

大学工学教育イノベーションセンターは、事前踏査後、現地の問題解決のための’グローバルイノベーター

キャップストーンデザイン’の授業を開設した。

学生と教授は1学期間、頭を突き合わせて、カンボジアカーオークラング島の問題を多角的に分析した。そ

の結果、鮮文工科大学の学生は、適正技術を活用した奉仕に投入され、現地の材料でスポーツゴミ箱、自

転車洗濯機、ソーラー室内灯、ワゴン自転車、ゴミ焼却場を製作した。

このうち’スポーツゴミ箱’は分別が不慣れな現地の子供たちにバスケットボールで遊ぶようにペットボトル

を集めるように設計された。 ’自転車洗濯機’は、電気が不足している地域で簡単に洗濯できるようにした。

’太陽熱室内灯’は、太陽エネルギーを電気に変換した。

国際医療ボランティアとグローバルイノベーター参加学生の団体写真

鮮文大学カンボジア海外奉仕団は、今年12月にプレイベン地域の派遣を準備している。今回はニークロア

ン小学校の環境改善事業に乗り出す。また、住民を対象に、医療サービスも繰り広げる予定だ。

15日の交流協約式には、これまで奉仕を一緒にしてきた清心病院、製薬会社（株）パーソンの関係者も参

加した。この日㈱パーソン（代表キム・ドンジン）は6億ウォン相当の医薬品を寄贈した。

ファン・ソンジョ鮮文大学総長は「カンボジア政府と一緒に島の住民の念願であった診療所を建設するな

ど、民間外交を活発に行っている」とし「大学は、カンボジアだけではなく世界各国との民間外交と海外

ボランティア活動を拡大し鮮文大学の学生たちが地球のあちこちに進出できるように、国際社会ネットワ

ークを強化している」と述べた.... [詳しい記事を韓国語で見る]