Title | [月刊中央] 統一教会、エルサレム宣言10周年 「世界は一つの家族、紛争を超え、和解と平和へ」 | |||
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Date | 2013-07-17 | Hit | 2245 | |
File | 월간중앙7p.jpg [425kb] |
統一教会、エルサレム宣言10周年
「世界は一つの家族、紛争を超え、和解と平和へ」 MEPI運動を主導し、中東平和の伝道師としての地位を確立 ...国連内のNGO団体と 連携して新たな平和運動の地平を開く 先鋭な宗教・領土紛争で、一日もテロの恐怖から解放されないイスラエルとパレスチナの間に 和解の糸口が見えてきている。 ‘超宗教・超国家・超民族’という故·文鮮明総裁の理念の下、 ‘平和の種を植える運動’を繰り広げてきた世界平和統一家庭連合(統一教会)の 中東平和イニシアチブ(MEPI)がその重要な契機である。
今年で10年目を迎えるMEPIは現在、韓鶴子総裁を中心に、より広範囲での平和運動を 模索している。‘世界の火薬庫’と呼ばれる中東に吹く平和の薫風を現場取材してきた。 UPF創設とMEPIの運動は完全に文総裁のアイディアだった。文総裁は、なぜ中東の平和に 関心を持つようになったのか。
ヤン会長の説明は次のとおりである。 「1965年に初めてイスラエルを訪問した文総裁は、 その時から中東の平和のために多くの投資と役割を担ってきました。そんな中、 二つの事件が発生しました。 2001年に起きたアルカイダの9・11テロと2003年3月の イラク戦争です。文総裁は9・11テロ直後から世界の宗教指導者と頻繁に接触し、 テロの根絶と、戦争を防ぐ方策を模索してきました。特に、イラク戦争がキリスト教と イスラム教間の宗教戦争、さらには、第3次世界大戦へと発展する可能性を懸念されました。 そこで作ったのがMEPIです。文総裁と韓鶴子総裁は、中東諸国のイスラム指導者と 米国のキリスト教指導者たちに 「イスラエルのエルサレムで共に出会い平和を議論しよう」 と提案し、その提案は、同年5月にユダヤ教・イスラム教・キリスト教の3大宗教の指導者たちが 集まって行われた歴史的な‘エルサレム宣言’の採択につながりました。」 平和大行進に先立ち、5月17日、エルサレムホテルで開かれた‘エルサレム宣言10周年会議’では、 平和運動に関連する多様な意見が交わされた。トーマス・ワルシUPF世界会長は、 「文鮮明総裁が強調した平和運動の先頭にUPFがあり、今では国連の諮問団体に成長しました。 現在、名実ともにソフトパワーを利用した平和運動が中心に浮上しています。」とし、 「昨年、成和された文総裁の遺業を受け継がれた韓鶴子総裁を中心に継続的な平和活動を 展開し、中東和平の結実を結んでいきましょう。」と呼びかけた。 ヤン・チャンシク会長は、「文鮮明総裁の他界後、中東平和運動の推進力が 失われないだろうかとの心配が多くありました。」、「しかし、それは杞憂でした。」 と述べた。
中東和平事業、韓総裁を中心に継続推進する 文総裁の後に就任した韓鶴子総裁は、大々的な組織改編と統合により、迅速に組織を 安定化させている。 去る1月、統一教会と世界平和統一家庭連合の名称を混在して 使用していたのを世界平和統一家庭連合に策定させ、本部組織体系を拡大改編した。
内実を期するため、毎年150億〜200億ウォンかかる国際クラブ対抗サッカー大会である ピースカップを暫定的に保留し、対北朝鮮投資事業として数えられている 平和自動車事業からも手を引いた。平和自動車事業は対北朝鮮の投資事業の シンボルとして数えられるが、パク・サングォン前平和自動車社長が経営権を北朝鮮に渡し、 名誉理事長として残ることにした。パク前社長は、自動車事業を代替する 対北朝鮮事業として流通業を準備している。 中東平和運動や合同結婚式など、文総裁の事業は維持して、奨学事業や教区の拡大など 韓総裁がいつも強調してきた事業は強化された。韓総裁は、奨学事業と次世代リーダーの 育成のため1000億ウォン規模の奨学財団である ‘圓母平愛財団’を発足させ、 次世代のリーダーを育成する‘天宙平和士官学校’も設立した。文鮮明総裁生誕100周年となる 2020年に‘VISION2020’という目標で、世界中に1000万信徒を確保するための基盤をつくると 公表した。このため世界宣教では、43カ国の中心国を選び集中している。 女性運動と貧民救済のための救援活動にも継続的な関心を傾けている。1992年4月、 韓総裁が設立した世界平和女性連合は、世界の平和運動を展開する女性団体として 194カ国に支部を置く団体に成長した。ボランティア団体である"愛圓"を創立、 アフリカをはじめとする世界の難民キャンプ救援活動も行っている。韓鶴子総裁は、 中東の平和運動の継続展開を約束した。
「神の目には、肌の色の違いはなく、国境も存在しない。人種や文化、国境、 宗教の壁を越えて、神の下、人類を一つの家族にする大歴史が中東平和運動である。 為に生きる生活、真の愛の生活で新たな平和世界を必ず創建していきます。」
アン・ホヨル室長は「文総裁は、聖和されましたが韓総裁は文総裁の精神を受け継ぎ、 統一教会は今、第2の跳躍をしようとしています。」とし、「文総裁の平和思想と精神は 韓総裁を中心として中断することなく前進しています。」と強調した。続いて、 「家庭連合の創立60周年を迎え、これまで文総裁が語られた内容を集約した‘天聖経’と ‘平和経’を出版しました。天聖経と平和経は後世、万人が生活の標本にすべき内容であると 強調されました。」と付け加えた。中東和平問題は武力では決して解決できない。 中東の‘平和の伝道師’としての地位を確立した家庭連合のMEPI運動は、 だからこそより一層その重要性を感じる。新しい中東平和構想を準備する家庭連合の 10年後が期待される。 |
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