[世界日報]「多文化家庭の先輩方の経験談が大きな力になりました」 「勉強はもちろん、学校生活での困難や悩んでいる内容をよく知っている先生方の経験談が大きな力になりました。」
圆母平愛財団が多文化家庭の青少年たちのために鮮文大学で用意したキャンプに参加した江原道江陵高校2年のジョン・ドンウォン(17)君は「似たような環境で困難を乗り越えたメンターの先生方のおかげで夢に向かって進む方法を知ることができた」と話した。圆母平愛財団は4日から11日まで7泊8日間行われた'青少年の自己主導学習メントリングキャンプ’が参加者と保護者の大きな反響を得たと11日明らかにした。
財団によると、120日間の準備期間を経て、ソウル大学など首都圏国内大学とアメリカの留学生など21人の大学生メンター団を構成し、圆母奨学生をはじめ、全国各地から49人の中高生メンティを選抜した。 今回のキャンプの差別性は、メンターの90%である18人の大学生が多文化家庭出身で構成されたという点である。多文化家庭で立派に成長した先輩たちのアドバイスは、後輩たちの試行錯誤を防ぐことができるものと分析した財団の予想は的中した。
多文化家庭の出身で、メンターとして参加した延世大学2年生のイ·ユジン(20)氏は、「私教育問題など、さまざまな理由で多文化家庭2世たちが教育機会の不均衡の陰に置かれる場合が少なくない」とし、「困難を克服したメンターたちの個別相談が教育的に大きな効果を出したと確信している」と述べた。
キャンプに参加したメンターたちは、引き受けた学生に、今後1年間、オンラインで、メンターの役割をすることになり圆母平愛財団は、「メンター·メンティーシステム」を全国多文化家庭に拡大する計画だ。
圆母平愛財団は、世界平和統一家庭連合(統一教会)の創始者である文鮮明総裁を追悼する意味で、全世界から集まった500億ウォンと、文総裁が生前に使っていたヘリコプターを売却した(進行中)代金等の合計1100億ウォンの支援金で韓鶴子世界平和統一家庭連合総裁が2月に設立した財団である。
圆母平愛財団は、まず、奨学教育事業を中心に人材を育成することに力を注ぎ、文鮮明·韓鶴子総裁の平和ビジョンと思想を宣揚する記念事業を企画して3年以内に先学世界平和賞授賞などの事業を推進していく予定である。財団は今年、韓国、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカなど世界中の750人の圆母奨学生に40億ウォンを支援した。
|