[連合ニュース] 家庭連合韓国会長「社会の要請にこたえる宗教になります」

合同結婚式の夫婦から生まれた二世として、初めて韓国会長なったユ・ギョンソク会長

（ソウル=連合ニュース）コン・ビョンソル記者=世界平和統一家庭連合（統一教会・以下家庭連合）ユ・

ギョンソク（50）韓国会長は17日、「家庭連合は世に足を掛けて奉仕をはじめとした世の中が

要求する仕事をする宗教に生まれ変わります」と語った。

昨年10月に就任したユ会長はこの日、ソウル光化門で記者懇談会を開き、「家庭連合は、故文鮮明総裁の

遺志を継いで韓鶴子総裁を中心に中断のない前進を宣言し、神霊と真理をもって生まれかわっている」と

明らかにした。 

ユ会長は「国民宗教として成長するために、アイデンティティーを回復して家庭連合の三世代が一つにな

って真の家庭運動と伝道に全力を尽くします」とし、第1世代から第3世代まで結集していくという意志を

見せた。

ユ会長自身も、文鮮明・韓鶴子総裁が1961年から主礼した合同結婚式を挙げた夫婦から生まれた家庭連合

二世だ。

これにより、家庭連合の創立60周年となる2014年を控え、徐々に二世体制に転換するのではないかという

分析が出ている。

しかし、肝心の統一財団と統一教会をそれぞれ担当し、有力な後継者として挙げられた文総裁夫妻の二世

である4男の國進氏と7男の亨進氏は、事実上、一線から一歩退いてアメリカに留まっている。

これに関してユ会長は、「國進・亨進氏は、大きな指導者になるために3年ほど経営の授業と信仰の勉強を

した方が良いという韓総裁の意に沿ってアメリカに滞在している」と説明した。

家庭連合の対北朝鮮事業に関しては「北朝鮮に賄賂を与えずにすべてのことを透明に公開することで、今

まで一度も北ともめ事を起こしたことがない」とし、「平和自動車や普通江ホテルの経営権を北朝鮮に渡

す時、平壌で大型マートを運営することに合意したが南北関係の悪化で進行できていない」と説明した。

韓総裁は、昨年他界した文総裁の「シミョサリ（喪中にその傍らに小屋を建て墓を手入れし、供養するこ

と）」を3年間するという覚悟で過ごされているとユ会長は韓総裁の近況を伝えた。

ユ会長は、独立国家共同体（CIS）の宣教師とクロ教区長、韓国協会2世局長、企画局長など家庭連合本部

の主な職責を担ってきた。統一財団対外協力室局長、天宙平和連合（UPF）と強い大韓民国運動本部事務

局長も務めており、今年3月、家庭連合韓国会長に就任した。

一方、家庭連合は、平和な世界が始まるという基元節（旧暦1月13日）宣言1周年を記念して、来年2月12

日に国際合同結婚式などの記念行事を開く予定だ。

また、2015年には、ノーベル賞をモデルにした圓母平愛財団が授与する賞も制定する計画だ。

 http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2013/12/17/0200000000AKR20131217154900005.HTML?from=search

[ニューシス]

「平和社会の実現、国民宗教になる」世界平和統一家庭連合ユ・ギョンソク会長

世界平和統一家庭連合ユ・ギョンソク（ 49）韓国会長が17日、新年の挨拶を通じて「2014年家庭連合

は、平和な社会を実現する国民宗教になる」と明らかにした。

文鮮明・韓鶴子総裁の主礼で行われた合同結婚式を通じて生まれた二世としては初めて、韓国の会長に就

任したユ会長は「家庭連合は、文・韓総裁を中心に中断のない前進を宣言し、神霊と真理をもって生まれ

かわっている。国民の宗教として成長するために、アイデンティティーの回復と心情圏を継承して3世代が

一つになって新しい食口の伝道と真の家庭運動に総力をつくしていく」と強調した。第1世代と第2世代、

そして第3世代までの全世代を結集していくという意志だ。

ユ会長は、韓国会長就任後、全国の教会組織を18教区から21教区へと拡大した。長年の牧会経験を通し

て、教会の現場中心の政策を展開していきたいという意志が反映されたものである。家庭連合は2014年に

協会創立60周年を迎え、本格的な二世体制に転換されている。 

家庭連合は、旧暦1月13日に平和な世界が始まるという基元節を宣言した。基元節は、実体的天一国

の始発であり、起源となる日である。来年2月12日に基元節1周年のメイン行事を準備している。

2月12日は、基元節1周年行事と国際合同結婚式、2月9日には、圓母平愛財団の奨学金授与式、多文

化家庭の一心祭り、1℃愛の分かち合いフェスティバル、2月11日、ILC国際会議、天聖経訓読大会、

世界原理講義大会、2月13日、生涯博物館推進委員会（仮称）の発足式、ワールドカープの総会、2

月14日、世界国家会長総会などが行われる。

昨年11月に就任後、家庭連合が変わった点（政策的変化）は何ですか？

「既存の本部中心の家庭連合から現場中心へと強く転換しています。本部はスリム化、簡素化し、管

理機能を強化して、現場は地域中心、自由化をして運営しています。また、共同体の文化の回復に力

を置いています。大きな政策的変化は、来年の基元節１周年に本格的に進行される予定です。あわせ

て年間最大の世界規模のイベントは、基元節と文鮮明総裁の聖和記念行事になるでしょう。

基元節は、私たちの運動の核心である祝福行事や様々なフェスティバルによって、

信徒たちの内的な団結と祝祭を作る予定です。また、文総裁の聖和記念行事を通じて、これま

で文鮮明・韓鶴子総裁を介して世界中に広がってきた業績と成果を称え、これを世界に知らせる機

会にしていく予定です。特に、来年はアメリカと南北米で展開してきた様々な活動と成果について

多くを知ってもらう機会になると思います。私も旧ソ連地域で3年間の宣教生活を経験し、アメリカ

で勉強をして海外の国を巡回した立場から見ても、文・韓総裁の海外での驚くべき活動の一部をぜ

ひ知ってもらいたいです。」

初の二世韓国人会長就任の意味は何ですか？

「韓鶴子総裁が、次の世代をリードする若い指導者40人を特別に呼んでトップガンという名前で特

別な教育をして下さいました。そして、その40人を一つにまとめて二世時代を開かれました。 二世

の韓国人会長の就任は、私一人の就任という意味ではなく40人、さらには統一家の２世代が一つに

なって就任する意味を持ちます。二世たちには、一世たちが作ってきた伝統を継承して、次世代の

三世たちに正しくその伝統と文化、歴史をしっかりと伝えなければならない使命があります。韓鶴

子総裁はその使命を果たすためにトップガンの指導者40人を招いたのです。トップガンの教育を出

発点として、徐々に下の若い世代への転換が続くであろうと見ています。次の世代への準備という

面では家庭連合の文化が変化しています。」

2014年の活動計画は何ですか？

「2013年は家庭連合の歴史上、初めて存在する驚くべき年でした。我々は、その出発の日を基元節

と呼んでいます。 ‘神様の下の人類一家族理想’が本格的な出発した日です。基元節が出発して韓鶴子

総裁は、ビジョン2020を宣言しました。 2020年には、文鮮明総裁生誕100周年になる年であり、韓

鶴子総裁生誕77周年になる年です。同時に二人がご成婚されてから60年になる年でもあります。家

庭連合はこの年を重要な年と見て、2020年に大韓民国と世界の前に内外両面で認められるための確

固たる基盤を造成しようという意味のビジョン2020です。家庭連合は2020年まで7年間を2区分し

て前半の3年間は、私たちの土台を築き、残りの4年間で外的に拡張していこうという戦略を立て、

具体的な案を作成しています。 2014年は、その前半の3年路程の二年目になる年として、内的な基

盤を固めるために、まず初めに真の父母の伝統と心情圏を相続し、二番目に、伝道と祝福運動を強

化し、三番目に一世と二世と三世が一つになる心情文化を作っていく計画です。それに加えて、社

会の中により深く入って、国民が願い、必要とする国民宗教、生活宗教として作っていく予定です」

国民の宗教になるとはどういう意味ですか？

「国民の宗教と家庭連合が進む方向のことです。年明けに前会長であるヤン・チャンシク会長が生

活宗教、国民宗教を宣言しました。家庭連合は国民宗教として進んでいきます。国民宗教とは、特

定の宗派の利益だけのための宗教ではなく、国民が必要とする、国民のためになる宗教として進む

という意味です。家庭連合は基元節を出発しながら、その方向を国民宗教、生活宗教として立てて、

昨年一年を送りました。今後も家庭連合の方向は、国民が必要とする宗教として、国民に何か役立

ち、必要とされる宗教になることだと考えています。」



韓鶴子総裁の健康はどうですか？

「昨年の文鮮明総裁の聖和で大きな衝撃を受けた韓鶴子総裁は健康がやや良くありませんでした。

しかし、時間が少しずつ過ぎるほどだんだん元気になられています。私は韓国を担当した指導者とし

て、ほぼ毎日韓鶴子総裁にお会いし、さまざまな活動を報告し、指示を受けていますが、非常に元気

な姿で、毎日朝のミーティングをして摂理を直接主管しています。併せて、昨年10月には、日本の5

ヶ都市を巡回しており、先週の日曜日には、朝鮮半島の統一と東北アジアの平和のための指導者前

進大会を主管されました。このように最近では旺盛に活動されています。」

http://www.newsis.com/article/view.htm?cID=&ar_id=NISX20131217_0012598689 

[連合ニュース] 家庭連合韓国会長「社会の要求に答える宗教になる」