[世界日報] 「文総裁の思想は、ユダヤ人の文化と相通ずる」行事に参加する 前エルサレム副市長「ユダヤ人は,　大家族を成し家庭を重視する」

「私はユダヤ人であるが、文鮮明世界平和統一家庭連合総裁の思想が好きです。彼の思想は、ユダヤ人の文化と通じ合っています。」

エリーエジェル・グラオバフ・カル（80•写真）元イスラエルエルサレム副市長は14日（現地時間）、世界日報とのインタビューで、エルサレムでの女性平和大行進に参加する理由をこう語った。

ユダヤ人の文化は、（文総裁の思想と同様に）1〜3世代が同じ家に住んでいるほど家庭を重視し、「私が対されたいように相手にも対しなさい」と教えているという。ただし、ユダヤ人と異なり、文総裁は世界各国の平和を伝播したというのが彼の説明だ。

カル前副市長は、平和と安全のための天宙平和連合（UPF）のエルサレムフォーラム会長と世界平和教授協議会（PWPA）イスラエル会長を務めており、2003年UPFが開催したイスラエルの平和大行進にユダヤ人代表として参加した。

彼は「対話と平和交渉だけがイスラエルとパレスチナ間の紛争の解決策であり、パレスチナ人が独立主権国家になることのできる道」であると声を高めた。イスラエルとパレスチナが別個の独立主権国家として平和に共存する「二つの国」が、紛争を解決する方策だと説明した。カル前副市長は最近、マフムード・アッバス・パレスタイン自治政府（PA）首班のナンバー３であり、パタダン中央委員会の委員でもあるモハメド·マドアニに会ったエピソードも紹介した。マドアニ委員も「我々は独立を宣言した1988年以降、二つの国という解方を認めている」「東エルサレムと西エルサレムはそれぞれ、パレスチナとイスラエルの首都になることができる」と述べたと伝えた。

カル前副市長は、パレスチナが先月15個の国連機構条約の協約を申請したことと関連し「パレスチナ人たちは、国連が解決策だと信じる誤りを犯した」としながら「二国と二民族が良い隣人としてどのように共生していけるのか、平和を構築ていくことは決して容易ではなく、長い時間がかかるが忍耐を持たなければならない」と主張した。