ウルグアイの国土面積は17万6000㎢で、韓半島の面積の5分の4に値するが、人口はたったの334万人

（2012年基準）に過ぎない。そのうち134万人が首都であるモンテビデオに集まって住んでいるため、

狭い土地に多くの人口が集まって住んでいる韓国に比べて広い土地に少ない人口が住んでいるウルグアイ

はすべてに余裕がうかがえる。道路を走る自動車も多くなくビーチも閑散としている。幅が2〜3㎞ほど

ある広い砂浜をたった十数人が占有している風景が異彩だった。街も一目で主要な建物を一望できるほど

手がほどこされている。市内の真ん中に位置する独立広場を中心にサルボ宮殿と大統領執務室が位置して

いて、独立広場の南側にはウルグアイ最大の特級ホテルであるラディソン・モンテビデオ・ビクトリアプ

ラザホテルが立っている。

ウルグアイは韓国と似ている点が多い。北半球と南半球の違いで季節が正反対である点を除けば、気候も似ている。それだけでなくブラジルとアルゼンチンなどの大国に囲まれた地政学的位置もまた

そっくりだ。アルゼンチンとブラジルの侵略を乗り越えて、現在の緩衝国の地位を維持している姿は、中国と日本の間で均衡者の役割をする大韓民国の状況と似ている。

モンテビデオ市の中心部に位置するこの独立広場には、独立の英雄‘ホセ·ヘルバーシオアルティガス’の像が立っている。スペインの軍人出身であるアルティガスは、モンテビデオを占領したアルゼンチン軍

を撃破した後、1816年にウルグアイの行政区域を6つの柱に分割してモンテビデオ初の学校と図書館を

建設した英雄である。

4月21日から23日まで天宙平和連合（UPF・Universal Peace Federation）の主催で行われた国際指導者会議（ILC・Inter-national Leadership Conference）は、ラディソン・モンテビデオ・ビクトリアプラザホテルで開かれた。 ‘平和と人類発展のための新しいパラダイムを志向するラテンアメリカ’をテーマに開かれたILCは、元国家元首と国会議員など、ウルグアイを代表する指導者たちと一緒に南米各界の指導者が出席し、恒久的な平和世界の建設のための具体的方策をめぐり熱い講演を続けた。